平凡な人生が一番とか幸せと言う人もいれば、
平凡な人生なんて嫌とかつまらないという人もいます。
実際のところそんな平凡すら難しいのが現実です。
なぜならどんなに安定した会社で働いても、
それは会社自体が安定してるだけだからです。
もし職場の人間関係で苦痛に悩まされたら?
この人間関係っていうのが凄く曖昧で、
今は良くてもいつ状況が悪くなるかわからないのです。
そうなると精神的な苦痛の中で働くことになりますが、
こういうのって大抵は続かないのが現実です。
信頼関係を築くことって長い年月が必要ですが、
崩れる時はあっという間に崩れ去ってしまいます。
それに会社だって大企業が倒産すると言われるのは、
もう2000年代に入って当たり前にあることです。
けど問題の本質はそんなところではありません。
本当に平凡なまま生きて、それでいいんですか?
というところなんですね。
なぜなら自分の本音で生きる方が幸せだからです。
自分を誤魔化して平凡な人生を選んだとしても、
年を重ねるほど後悔や苦しさが残るんですね。
けど、もし平凡な人生を心から望んでいるのなら、
別にこれ以上読み進めてもらう必要はありません。
だけど平凡を望んでも後悔するかもしれない・・・
と、少しでも感じているのでしたら、
今回はお金の価値観についてお伝えしていくので、
ハッと目の覚めるように意識を変えられるでしょう。
お金の価値観を日常から意識することで、
潜在意識レベルで自分を変えていくことができるので、
無理をせず自然と望む人生にすることができます。
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平凡な人生が幸せだと言っていたある人の話
2009年の夏、僕が28歳の時でした。
当時はアルバイトの掛け持ちで必死に生きていて、
毎月30300円のローンと生活費のリボ払いで、
身動きのとれない日々を送っていました。
昼間は鉄工所のバイトをしてたのですが、
そこで40代くらいのちょっといかついオジサンがいて、
そのオジサンが作業中に僕に言ってきたんです。
「平凡な人生が幸せなんよ!」
「金はそこそこあった方が丁度ええわ!」
僕はこれを聞いた時に違和感を覚えました。
なぜならそんな人生で本当に幸せになれるのか?
不思議で仕方がなかったんですね。
平凡な人生なんて当然ですが退屈です。
何の刺激もない毎日って楽しいはずがありません。
そうなると人は刺激を求めるようになります。
そのオジサンは職場を身の置き場としていて、
定年まで働き続けるんだと言っていました。
そして定年まで働き続けられると信じてました。
けど今の時代、働き続けることさえ難しいです。
なぜなら会社がいつ倒産するか分からないのです。
もちろん会社で働き続けることはいいんです。
だけど会社の給料だけでは安定とは言えないんです。
そもそも何とか生活できるだけの給料では、
当たり前ですが我慢しないといけないとも多いです。
例えばコンビニで美味しそうな菓子パンを見つけたら、
まず真っ先に気になるのって「値段はいくら」ですよね。
そして次に買おうか買うまいかを悩んでしまいます。
そこで判断基準の軸となってるのはお金なのです。
けどお金を気にせず買い物ができるとしたら?
本当はそういう人生の方がいいはずなんです。
けど心のどこかで無理だと信じてしまっている・・・
なぜなら、自由になれる方法を知らないからです。
平凡な人生がつまらないと感じる人は多いです。
理由は我慢しなければいけないことが多いからです。
本当はもっと自由に好きなことをして生きていきたい!
こんな本音がありながら我慢するわけです。
そんな平凡な人生を一生続けるとしたらそれは不幸です。
なぜなら自分の本音にフタをして生きるからです。
平凡な人生も夢を実現した人生も結局はこれ
僕達は欲しい物がある時に必ず値段を気にします。
だっていくらか分からないと買えないですよね。
平凡な人生を選ぶと一生不自由なわけです。
けどほとんどの人はお金に対して、
考えるべきところを見ていないんですね。
例えば物を買う時にお金を払いますが、
その時にあなたはどんな感情で払ってますか?
そんなこと考えたこともないのではないでしょうか。
けどここってかなり重要なところで、
僕達は無意識に様々な感情を抱いてるのです。
例えばお金で不自由をしている人の場合、
コンビニでお金を払う時だって、
無意識にネガティブな感情を抱いてるのです。
このようにお金にネガティブになっていると、
潜在意識ではこのように認識します。
- お金 = 痛み
そうなると潜在意識はお金を遠ざけるんですね。
しかもこれが無意識レベルなので気付けないのです。
「なんで急に出費がかさむんだろう・・・」
「なんでこんな高い買い物したんだろう・・・」
「頑張ってるのに全くお金が貯まらない・・・」
「高い買い物はしてないのに金欠だ・・・」
あなたもこのような経験はないでしょうか。
正直、僕は常にこうした状態に陥ってました。
自分ではどうしようもなくてもがけばもがくほど、
ドツボにハマるように上手くいかなくなるんです。
このようにお金に対する価値観って、
意外と意識しないと気付けないものだったりします。
なのでお金に触れている時に、
自分がどんな感情を抱いているのか?
支払う時、お札を数えてる時、手に持ってる時、
実際にお金を扱ってる場面での自分の感情を観察し、
お金に抱いている価値観に気付くことが大切です。
自分の価値観に気付けば平凡な人生よりも楽しくなる
なぜ経済的にも恵まれた家庭の中で生まれ、
親や先生の進められる通りに名門の学校を卒業し、
誰もが羨むような立派な会社に就職しても、
人生に悩む人が大勢出てしまうのでしょう。
それは自分の価値観に気付いてないからです。
言い換えると、
他人の価値観に従ってきたからです。
どんなことにせよ、
他人の価値観に無理矢理合わせて生きてると、
その先の人生で必ず迷いが生じるものなんですね。
それがどんなに世間的に正しいと言われようと、
どんなに立派に成功している人が言ってこようと、
本来の自分の人生には関係のないことなんです。
なぜなら人生において答えはひとつじゃないからです。
だからこそ僕が一貫してお伝えしてるのは、
本当はどうなりたいと思っているのかという、
自分の本音に素直に生きること。
これが最も大切だと言っているわけなんですね。
だって自分を偽って頑張ったところで、
意外と努力のわりに報われないことがほとんです。
テレビゲームのようについついハマってしまい、
ずっとやってるといつの間にか上達していた・・・
そんな風に成長できれば苦労を感じないですよね。
そうなれば辛いことや苦しいこと壁にぶつかっても、
難なく乗り越えていけそうに感じませんか?
そのために自分の価値観は何なのか?
自分を見つめるということって軽視されがちですが、
周り巡って結局は最も重要なことであり、
根本であることは間違いないのです。
そして自分の価値観に気付いて、
それに沿って判断したり、行動していく方が、
何をやっても上手くいくのは当たり前のことです。
このように自分の価値観に気付くことができれば、
平凡な人生なんてバカらしく感じてきます。
なぜなら自分らしい人生を生きたくなるからです。
そして人生がつまらなくなることもなくなります。
あなたは本当はどうなりたいでしょうか。
僕は一貫してずっとお伝えしていることですが、
それは自分の価値観に気付くことの重要性が、
この言葉にはあるからなんですね。
定年を越えた時、臨終を迎えた時、
もっと言えば50歳になった時、60歳になった時、
自分の価値観を無視して平凡な人生を選択して、
それで絶対に後悔しないと言えるでしょうか。
それならたとえ失敗のリスクがあるとしても、
何かに挑戦していく方がよっぽど後悔しません。
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