ぬるま湯につかる 仕事

 

人って居心地の良い場所を求めます。

それは仕事においても同じことが言えるのですが、

それが何ら問題のないことならいいのですが、

例えば好きでもない仕事だけど何とかやっていける・・・

というぬるま湯に使った状態だと問題があります。

 

なぜなら心から納得する人生を生きれないからです。

 

人間関係も業務的にもそれなりにやっていけるので、

ついそれに甘んじて抜け出せなくなってしまうのです。

正に一度ぬるま湯に浸かると抜け出せない状態です。

特に冬場だと寒いので余計に抜け出せないわけです。

 

多くの人が仕事を辞めたいと思った時、

次に考えるのが転職することですが、

先がどうなるか分からない不安が正に冬と同じなのです。

これってホントに余計にでも出たくないですよね。

 

けど今のままではいけないことも分かってる!

 

だからこそ尻に火をつけるように、

自分を立ち上がらせて何とかしたいと思うわけです。

けどやっぱりぬるま湯から抜け出せない・・・

 

人って変わりたくないのが本質なんですね。

 

今回は、そこら辺の心理的なメカニズムも含めて、

ぬるま湯に浸かった仕事から抜け出すための、

自分の中に荒波を起こす方法をお伝えしたいと思います。

 

人の本質は変わりたくないという心理的な理由

 

僕は独立する前はサラリーマンでした。

前職は電子部品関係の製造業の仕事をしてました。

そこでは機械を扱うマシンオペレータの仕事をしてて、

7台の機械を管理するラインを任されてました。

 

ライン上に製品を流すために、

機械のプログラミングを変更したり、

センサーが機能するように調整したり、

ライン上で製品を流している最中は、

次の機種の段取りをしたりと忙しかったです。

 

また仕上げには顕微鏡で目視して、

製品の状態を確認しなければいけませんでした。

それに部品の交換から様々なセッティングに至るまで、

確認をしなければいけなくて、それは1人でするんじゃなく、

必ず誰かと一緒に2重チェックしなければいけませんでした。

 

僕は班の班長とそりが合わなくて、

1年を過ぎるあたりからパワハラを受けてました。

2重チェックも班長とやらなければいけなくて、

毎回、暴言を吐かれるなどの精神的苦痛を負ってました。

 

そんな関係なので仕事もまともに教えてくれなくて、

機械が問題が起こると自分の手に負えなくて、

班長を呼んで機械をみてもらわないといけませんでした。

 

「お前、こんなこともろくに直せんのか!」

「使えんヤツじゃの!しっかりやれえや!」

「お前、最近たるんどるで!バカか!」

 

理不尽なことを散々言われ続け、

抵抗する気力もなくただただ沈んだ状態で働いてました。

それでも何とかして抜け出したいと思ってたので、

転職サイトに登録しては面接を受けてました。

 

だけど、いざ転職がリアルさを増してくると、

急に怖気付いてしまい、できなかったのです。

ぬるま湯に浸かって抜け出せない状態でした。

だけどジリ貧で追い込まれていく毎日だったんです。

会社って長く居れば居るほど抜け出せなくなります。

これは本当に怖いことなんです。

 

人ってどんなに精神的に苦痛な場所でも、

そこに慣れてしまうことで抜け出せなくなります。

なぜこのような矛盾する状態が成立するかと言うと、

 

潜在意識には現状を維持する機能があるからです。

 

これを心理学では「現状維持メカニズム」と言います。

ではなぜ現状を維持しようとするかと言うと、

現状を維持する方が生命を最も安全に保てるからです。

 

そしてもうひとつ潜在意識は空白を嫌います。

空白とは言い換えると疑問のことを差します。

疑問と言っても何のことかさっぱりですよね。

 

疑問とは、自分には分からないこと・・・

 

と言えば何となくでも理解できるでしょうか。

例えば知らない場所に初めて行く時と、

通い慣れた職場に行く時のことを思い出して下さい。

 

通い慣れた職場は知ってる道なので、

不安なんて一切感じる必要がありません。

けど知らない場所に行く時は分からないことだらけで、

この道で合ってるんだろうかとか、途中で地図で確認したり、

そして道中は不安な気持ちになりながら歩いたりします。

 

この不安な気持ちになることが正にそれで、

潜在意識が不安と通して危険信号を出してるのです。

身の危険が迫ってると不安を通して知らせてくるわけです。

 

他にはレストランに入った時に、

奥の角の席に座ると全てが見渡せて安心できますが、

カウンターに座ると後ろが見えないので不安だったりします。

特に初めて行くレストランなんかは顕著に表れます。

やっぱり目でしっかり確認できる方が安心なのです。

 

このように潜在意識には空白を嫌う性質があります。

これを心理学では「空白を嫌う原則」と言います。

 

嫌いな仕事だけどなかなか抜け出せない理由は、

あなたが決して弱いということではなかったのです。

理由は潜在意識のメカニズムにあるわけです。

そしてそのメカニズムがあることを知らないからです。

 

ぬるま湯を抜け出すには自分から波を起こすこと

 

人には大衆心理というものがあります。

これはよく言われる皆がやってるから自分もやることです。

みんながやってると安心してできると思いませんか?

 

例えば店に入るのでも1人では入り難いけど、

友達と一緒なら安心して入ることができるとかです。

誰かと一緒ならできることってありますよね。

 

けど本当に大切なのは、

誰かや周りがやってることを一緒にやるんじゃなく、

 

自分の直感を信じて行動することなんです。

 

長い人生を生きていく中で、

誰だって「ここ!」っていうタイミングがあります。

要するに人生の分岐点となるような決断です。

 

ここで思い切って決断できない人がほとんどで、

そして今までの人生の延長線上を生きてしまいます。

そして人生はこんなものだと無理矢理に自己説得して、

自分の本当の思いにフタをして見ないようにします。

 

そうなると何のために生きてるのか分からないし、

年を重ねれば重ねるほど不満や不安は積もっていき、

年を重ねることが怖いとか辛いものになるんですね。

 

本当は年を重ねるほど人生に深みが増して楽しくなるんです。

 

そのためには「ここ!」っていうタイミングで、

思い切って次のステージに行ける決断をすることです。

もちろんそれには自分の本音に合致してる必要があります。

 

好きでもない人と思いきって結婚したって、

そんなんで幸せになることなんてまずあり得ません。

いくら収入が良い相手でも不満の方が大きいのです。

それは収入は良いけど好きでもない仕事と同様です。

つまりは人はお金とか外側の要因なんかでは決まらず、

 

結局は自分の内側に求めるものこそが本物なわけです。

 

だからこそ本当はどうなりたいかにフタをしないこと。

そして自分の本音に素直になることが大切です。

こうした本音に合致する決断をすることで、

自分の中に波を起こすことができます。

 

そうなると周りの波に流されることがなくなります。

具体的には流行ってるからとか皆がやってるからとか、

そうした基準で物事を判断しなくなるということです。

そんな周りの波に乗る必要がなくなるんですね。

 

自分に波を起こすために大切な要素

 

自分の「ここ!」っていうタイミングで、

思いきって決断することがぬるま湯から抜け出す方法です。

そして決断には自分の本音と合致している必要があります。

 

けど自分のステージを上げるには、

一体何に対して決断するべきか分かりますか?

それには以下の3つのことになります。

 

  1. 情報
  2. 知識
  3. スキル

 

以上の3つです。

ネットビジネスをするにしたって、

独学でやったって上手くいかない人がほとんどです。

ネット上の膨大な情報の中から必要なものを抽出し、

そしてまるでパズルの組み合わせるように、

必要なピースを探して繋ぎ合わせる必要があります。

 

つまり情報と情報を繋げて理解を深めていくわけです。

この作業は結構非効率な方法で、

だったら最初から軸となる知識を得ておいて、

そこから必要な情報をネット上で探した方が、

その方が圧倒的に早くて成果も出るわけです。

 

何も知らない世界に足を踏み入れるからこそ、

まず軸となるものをひとつ持っておく必要があるのです。

僕もネットビジネスを最初は独学でやってました。

 

その後に教材を購入して分かったんですが、

キーワード選定における重要な概念を理解することができ、

あまりに非効率だったことを思い知らされました。

それに壁に何度もぶち当たってしまうので、

挫折の原因にもなり兼ねないのです。

 

必要なものに投資をするという考え方は非常に大切です。

 

知識や経験やスキルに関する投資は、

基本的に1回投資するだけで十分に得られます。

パチンコやカラオケやアルコールのような浪費は、

何度も使ってしまうので浪費がどんどん重なりますが、

自分を成長させるための自己投資はそれがありません。

 

確かに勉強することは決して楽なことじゃないかもしれません。

けどぬるま湯に浸かったままの人生で本当に納得できるのか?

自分の本音と真剣に向き合えば自ずと答えは出ると思います。

仕事って本来、楽しんでやるものではないでしょうか。