仕事、家庭、友人、知人、恋人・・・

人間関係って考えれば考えるほど複雑ですね。

うまくいかなくなると修復に時間が掛かってしまいます。

下手すれば完全に亀裂が入って修復不可になることもあります。

そもそも人間関係がうまくいかないのは何故なんでしょう。

実はうまくいかない人には根本的な理由があります。

 

それは考え過ぎてしまうこと。

 

実は非常にシンプルなのです。

しかも拍子抜けするくらいシンプルです。

というのも何か嫌と感じることがあると、

そこから頭の中でいろんなことを考えてしまうからです。

人は思考に入ると勝手に一人歩きする傾向があるのです。

 

あなたの嫌いな人を1人思い出してみて下さい。

最初の嫌いと今の嫌いって違ってたりしませんか?

いつの間にか嫌いの度合いが深くなってたりします。

 

反対に嫌と感じることがあってもすぐ忘れてしまえば、

その後に思い出すこともなく日常を過ごし、

再びその人と会っても何ともなかったりします。

 

まさしく考えて過ぎてしまうことが理由です。

 

けどどうしても考えてしまいますよね。

どうすればうまくいくようになるのか考えたり、

思い出せばふつふつとお湯が沸騰するように

怒りの感情が湧いてきたりすることもあります。

または悲しみが込み上げることもあると思います。

こうして自分の中でいろんな感情が出てきます。

けど出来事と感情とを一旦切り離して考えてみた時、

 

実は現実と感情は必ずしも一致しないことが分かるのです。

 

たとえばAさんのさり気ないひと言に対して、

自分が傷付いた気持ちになったとします。

この場合、以下のような構図になります。

 

  • Aさんのさり気ないひと言 = 傷付いた

 

けどAさんのさり気ないひと言をBさんが聞いた時、

必ずしも傷付くとは限りません。

もしかすると優しいひと言に感じるかもしれないのです。

だとしたらBさんの場合は以下の構図になります。

 

  • Aさんのさり気ないひと言 = 優しい

 

同じさり気ないひと言でも、

自分の感じ方で解釈が全くことなるのです。

ではなぜ、人それぞれに感じ方が違うのかと言うと、

それは過去の経験によって解釈が異なっているのです。

なので同じ出来事でも人によって感じ方が異なります。

しかし、これだけを伝えたいのではありません。

ここでお伝えしたい核心の部分とは、

 

人は自分に振り回されているという事実です。

 

さきほどのAさんのさり気ないひと言で、

傷付いたという解釈をしてしまった場合では、

傷付いたという解釈をする前に、

 

身体の感覚として何らかの痛みを味わっているのです。

 

その痛みの感覚を傷付いたと解釈しているのです。

その解釈は過去の経験から近い記憶を探し出し、

それを傷付いたと解釈しているのです。

これは潜在意識的に行われていることです。

人は自分に振り回されているというのは、

 

人は自分の感情に振り回されているということです。

 

実は目の前の出来事や人は単なるきっかけに過ぎません。

出来事や人を通して傷付いたかもしれませんが、

 

感情そのものは自分の身体の中から出てきてるのです。

 

ということはその感情は自分が選択していることなのです。

これが出来事と感情を一旦切り離してみることの重要性です。

人間関係がうまくいかない人の理由とは、

自分の感情に振り回されているだけに過ぎないのです。

 

ということは自分の感情ならば、

自分でコントロールすることも可能だということです。

 

人をコントロールすることは不可能ですが、

自分のことならば解決することは十分に可能です。

ではどのよに自分をコントロールするかと言うと、

 

湧き出てきた感情に対して疑問を持つということです。

 

感情に流されてしまう人はその感情に従ってしまうからです。

けど、それは正しい解釈なのか?と自分に疑問を抱けば、

そこで冷静になって人間関係が複雑になるのを未然に防げます。

 

これは何も複雑で特別なことを言ってるわけではありません。

おそらく世の中の誰もがやってることではないでしょうか。

けどより意識することで、より自分をコントロールできる・・・

ということなのです。

 

人間関係に限らずうまくいかない時って、

大抵は複雑に考えてしまっている場合が多いです。

そこで一旦それぞれを切り離して考えてみることで、

物事のへの解釈が変わって解決に向かうことができます。

 

かと言って人間なので傷付くことは傷付きます。

どんなに今回お伝えしたことを頭に入れてたとしても、

 

  • Aさんのさり気ないひと言 = 傷付いた

 

と潜在意識で解釈していれば、

傷付いたという痛みの感覚を味わうことになるでしょう。

だけど、それは本当に正しい解釈なのか?と自分に疑問を抱けば、

そこで待ったが掛かってそれ以上感情に流されないのです。

そしてこれを繰り返すと、やがて痛みを感じなくなっていきます。

 

僕は複雑な家庭環境で育ってきました。

父親や兄は一度悪い方へ考えると、

どんどん悪い方へと考える傾向が強いタイプでした。

そんな人間なのでいくらこちらから関係性を修復しようとしても、

攻撃されたと解釈して追い打ちを掛けてきてました。

そんな環境で育ってせいか僕自身も同じように信じてました。

 

けど仕事で仲の良い友達ができた時でした。

ちょっと言い合いになって少し空気が濁ってしまったのですが、

その時の僕はこれでもうどんどん悪化していくなと思ってたら、

その友達は自分を改めて態度を変えてきたのです。

そして関係性は修復されていったのです。

そして、その後に出会う人達もまた同じでした。

 

そうした経験から、

必ずしも自分が抱いた感情ばかりが正しいんじゃないんだな・・・

自分が思っていることに疑問を持つって大事なんだな・・・

そう感じることをたくさん経験してきました。

 

人間関係に限らずうまくいかないなってことがあった時、

自分の感じている感情に疑問を持ってみることで、

今の考え過ぎてる状況を打破できたりもします。

 

ネガティブな気持ちが強くなった時、

ぜひこの考え方を思い出してみて下さい。

きっと今までとは違う現実が待ってると思います。

 

 

PS.

昨日と今日とひたすらボード仲間とスノーボードを楽しんでました。

ほんと、楽しい時間ってあっという間だけど良い思い出になります。

趣味で繋がる関係ってシンプルなので付き合いも楽です。

仕事の複雑な人間関係とは全く違いますね。

そんな遊びまくってる2日間でもしっかりと収益が発生してました。

遊んでても稼げるって本当に最高だと思います。

 

スポンサーリンク