給料は我慢料なんていう言葉をご存知でしょうか。
これは美輪明宏さんが若い世代に向けて言ってました。
これから就職活動をする若い世代に向けて、
若者の働く体力がないことを懸念して言ったことです。
楽してお金なんて貰えるなんてあり得ませんし、
確かに仕事にはある程度の忍耐力は必要です。
それに辛いこと苦しいことに逃げてばかりいれば、
人間として成長することも難しいでしょう。
僕は正直、日本のバブルだった時代に、
我慢して働けば報われるという意味かと思いました。
まるで昔の時代に言われてた言葉のように感じたからです。
昔は年功序列や終身雇用が保障されていました。
会社に長く居続けるほど有利だったのです。
ところが現代は年功序列や終身雇用は崩壊し、
大手の企業が軒並み倒産することも目立ってきました。
もはや驚くどころか「またか」みたいな感じです。
そして業績に応じてボーナスが減額されるのは当たり前で、
通常の給料だって理不尽に下がってしまうこともあります。
たとえば僕の以前に勤めていた製造業の会社で、
新卒入社で30年働いてる人とたまたま知り合いになりました。
当時僕の給料の手取りが10万3千円でしたが、
その知り合いは僕の手取りのプラス2~3万程度でした。
理由を聞いたら会社が合併して他の傘下に入ったため、
元々の社員は全員初任給からになったそうなのです。
これってあまりに理不尽だと思いませんか?
その頃、多くの社員が辞めていったそうです。
新卒入社の正社員でさえこんな目に遭います。
それに多くの人が好きでもない仕事をします。
我慢して我慢してストレスを散々溜め込んで、
それでもジリ貧で追い込まれていく人もいます。
僕も班の班長から執拗なパワハラを受けてました。
一時は人間関係を取り戻そうと思い、
自分の態度を改めて人間関係改善に取り組みましたが、
逆に班長からのパワハラは激化していきました。
高圧的な態度が効果的だと勘違いされたのです。
そもそもが価値観の違う者同士の集まりです。
人は知らない相手には攻撃的になります。
なぜなら自分を守るために必死になるからです。
自分の知らない相手だからこそ怖いのです。
そうなると分かり合うことなんて難しいのです。
一方が折れて歩み寄りをしようとしたところで、
その態度の意味を取り違えて余計に誤解を生み、
亀裂はどんどん深まって改善不能になります。
それだけ合わない場所にいることは危険なのです。
それを給料は我慢料という言葉だけで片付け、
必要以上に我慢し続けることは人生の無駄遣いです。
僕達は限られた時間しか与えられていないのです。
お金や愛や健康より最も重要なのは時間です。
命という時間があるからこそ、
お金や愛や健康が満たせるのです。
給料は我慢料だと思って好きでもない仕事を我慢すれば、
仕事のストレスを発散するためにお金を散財します。
要らない物を買って、うっぷんを晴らすために使ったり、
気がつけば何にお金を使ったのかさえ分からない始末。
愛というのは家族や恋人、それに友情だってそうです。
仕事が精神的に苦痛で擦り減っていく毎日だと、
大切な人と心から楽しい時間を過ごせなくなります。
誰とも接したくなくなって友人と疎遠になったり、
恋人に当たり散らして関係性が悪くなったりします。
健康だってストレスそのものは鬱になりますし、
精神が病めば比例して肉体も病みやすくなります。
食事をあまり取らなくなれば栄養不足になって、
体調を崩しやすくなるのは自然なことです。
仕事を我慢して擦り減っていく毎日に、
給料は我慢料だと割り切ろうすること自体が無理があるのです。
そんな我慢は百害あってわずかな一利さえもありません。
仕事で我慢することが報われると思えますか?
我慢の割に得られる対価が少ないと感じませんか?
あれだけ散々我慢を強いられても、
貰える給料は実際の労働した対価でしかないのです。
我慢料というのは実際に含まれてはいません。
つまり自分を適正に評価されていないのです。
だからと言って会社を憎んでても、
それで状況が変わればいくらでも憎みますが、
何も変わらないのはあなたも十分に承知だと思います。
やはり自分を適正に評価してくれる場所を求めるべきなのです。
僕はその場所にネットビジネスを選びました。
ネットビジネスは会社が評価の対象なんかじゃなく、
日本そのものが評価の対象になります。
ネットを使うことで世の中の人々を相手にするからです。
そこで得る対価は純粋に価値を感じてくれたからです。
届けたい対象に求めている情報を届けることで、
その対価として報酬を受け取ることができます。
製造業なんかではよくありがちなことですが、
自分のやってることが社会にどう貢献しているのか。
そこが分からずに働く人が案外多いものです。
そんな仕事にやりがいなんて感じられるでしょうか。
全体像も把握しないままでする仕事なんて、
合ってない場所だからそうなってしまうんです。
例えば休日に旅行に出掛けようと思えば、
まずどこに向かうかという目的を決めますし、
何に乗るかとか、何時に出て何時に着くかとか、
途中で昼食はどうするかとか考えますよね。
こうやって自分がやることは全体像を把握します。
ところが会社ではそれが分からないとなると、
はっきり言って合ってる場所とは言えません。
かと言っていきなり辞めることも難しいものです。
転職なんて勇気もエネルギーも必要になってきます。
そんな恐ろしいことをいきなりやるなんて、
年齢が上がれば上がるほど怖くてできなくなります。
だからこそネットビジネスはサラリーマンと相性が良いのです。
会社を辞めずに空いた時間で自分の未来に希望を作るために、
段取りができるなんてネットビジネスが最も適してます。
いきなり投資の世界に入る人がいますが、
投資とは基本的に資本が必要になってきます。
数百万も余剰資金を作ることができるでしょうか。
いきなり投資資産を作るよりビジネスから始めて、
事業資産を作った方が確実にステップアップできます。
それにビジネスで養った感性が投資にも活かせるので、
実はそっちの方が投資は確実に利益が上げられます。
今の自分にできる段取りこそが身を助けるのです。
PS.
今日もスノーボードを楽しんできました。
帰りにいつも通ってるカレー屋で夕飯を食べたんですが、
写真を撮っておくのを忘れてしまいました。
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