コンビニって都心部でも田舎でも、

どこでも当たり前のようにあります。

 

僕は田舎に住んでますが、

国道沿いなら周りが何もないところでも、

それだけでできてしまうくらいです。

 

というのも、

セブンイレブンやローソンなど、

主要10社だけでも国内の店舗数は、

 

約5万6千店舗もあるんだそうです。

 

ちなみにスーパーは全国約2万店舗で、

ドラッグストアが約1万7千店舗です。

 

そして今でもどんどん増え続けてます。

僕の住んでる街でも最近、3店舗できました。

 

人口たったの約5万人の街でなのに、

市街地だけで19店舗もひしめき合ってるんです。

 

ただ、

全国で新店舗がどんどんできる反面、

閉店するコンビニも多いですよね。

 

それから、

これは田舎のコンビニの傾向ですが、

最近では外に設置したゴミ箱を撤去して、

店内に置いてるコンビニも増えてきました。

 

理由は家庭ゴミを持ち込むお客さんが、

後を絶たないから仕方なくの処置だと思います。

 

ですが一方ではゴミ箱を撤去するどころか、

むしろ2つも場所を設けてるコンビニもあります。

 

そこで僕が感じたことなんですが、

核店舗がこぞってゴミ箱を撤去する中で、

一見時代に逆行するかのようなコンビニの姿を見て、

 

10年先も生き続ける要素を見つけたのです。

 

言い換えると独自性を出しているのです。

これは今後、ビジネスをしようとしてる人や、

サラリーマンで副業を始めようとしてる人にも、

 

安定して稼ぎ続ける秘訣に通じています。

 

例えばネットビジネスの場合、

安定したアクセスを集め続けることに繋がり、

5年後10年後も安定して稼ぎ続けられるのです。

 

今回の内容を読んで頂くことで、

ビジネスで安定して稼ぎ続ける要素だけでなく、

人間関係の極意としても読んで頂けると思います。

 

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何が原因でビジネスは衰退するのか

 

まずゴミ箱にゴミを捨てる時って、

あなたならどんな気持ちになりますか?

 

「そんなこと考えたこともない」

 

というのがほとんどの意見だと思います。

というのもただゴミを捨てるのに、

いちいち考えることはないからです。

 

けど店舗内にゴミ箱があるということは、

あの明るい店舗の中をゴミを持って、

歩かないといけないわけなんですね。

たとえ入口のすぐそばにあったとしてもです。

 

ゴミってできるだけ見られたくないものです。

なので誰にも見られずサッと捨てたい・・・

というのが人間心理としてあるんですね。

 

また今までだと外で簡単に捨てられたので、

わざわざ扉を開けないといけなくなるのです。

 

たとえ自動ドアであっても心理的には、

1枚壁があるような感覚になるものです。

何となく敷居が高いと感じてしまうわけです。

そうなると1人1人が、

 

「なんか、あそこのコンビニは捨て難いなぁ・・・」

 

と、そのコンビニに対して抱くようになります。

ここまでは店内にゴミ箱を設置したことで、

店側としては狙い通りで万々歳なわけです。

 

それによってゴミの量を減らすことができ、

店員へのゴミを処理する負担もなくなるし、

ゴミだけを捨てる人間をなくすこともできます。

 

ところがです。

冒頭でも新店舗が増え続ける一方で、

閉店する店舗が後を絶たないと言いましたね。

 

その理由と言うのは、

1人1人の意識に潜んでいるわけです。

 

店内にゴミ箱を設置することで、

お客さんにとって行き難さが生じてしまいます。

それが1人また1人と増えていくとどうでしょう。

 

そこには大衆心理が生まれてしまいます。

 

そうなると友達同士で、

コンビニに寄ろうという話になっても、

パッと頭に浮かんでこなくなるわけです。

 

  • ○○の店 = なんか嫌な感じがする

 

と、なってしまうからです。

 

それに、

人は嫌なことは忘れるようになっているのです。

脳の機能としてそうなるようにできてるんですね。

 

因みに感情として感じるものなら、

実のところ何でも構わないのです。

 

例えばトイレのエアージェットの感度が悪いとか、

特に店員の接客態度なんかもそうですね。

弁当買って箸を入れてなかったら、

 

「あんなコンビニはもう行かない!」

 

て、気持ちになりませんか?

反対におしぼりを入れてくれていたら、

 

「あそこのコンビニは親切でいいところだ」

 

て、感じにならないでしょうか。

この僅かな差の積み重ねがやがて大きくなり、

最終的に閉店へと追い込んでしまうわけです。

 

常にお客さんが集まり続けるビジネスの考え方

 

その逆にゴミ箱をあえて撤去せず、

そのままにしておいたコンビニには、

 

「あそこなら捨てやすい!」

 

と、パッと頭に浮かんでくるんですね。

これってとても重要なことなんです。

その重要なこととは何かと言うと、

 

お客を店に呼ぶ理由が形成される。

 

ということなんです。

ゴミを捨てやすいコンビニということで、

たったそれだけお客が集まるんですね。

 

正に時代の流れを逆行した独自性の出し方です。

それにマクドナルド戦略にも通じるものがあり、

 

「ついでだからなんか買っていこうか!」

 

という流れにもなるわけです。

確かにゴミ目的でそのまま帰る人間もいますが、

店で購入してくれるお客さんもいるわけです。

 

そもそもなぜコンビニの本が窓越しにあるのでしょう。

それは立ち読みをするお客さんを利用して、

 

「この店にはお客さんがよく入ってますよ!」

 

という心理を与えて、

お客さんへの入店すへの心理的な壁をなくすためです。

誰も入ってない店って入り難いと思いませんか?

 

それに表を全面ガラスにしてるのも同じです。

中を見えるようにして壁をなくすためです。

中が見えないと不安になりますからね。

 

話を戻しますが、

マクドナルドもハンバーガーでは利益は出ませんが、

ポテトやコーラなどの脇役で利益を出してます。

なので店員さんが、

 

「ご一緒にポテトはいかがですか?」

 

と、言ってくるわけです。

因みにこうして自分の店に対して、

お客さんがプラスの感情を抱いてもらうことを、

 

「ブランド戦略」とも言います。

 

ビジネスで生き続けるには、

いかにブランドを形成できるかです。

炭酸飲料と言えばコーラが思い浮かんでくるように、

 

  • ○○がしたい = ○○の店

 

みたいにお客さんの中で連想してもらうイメージです。

それをいかに上手く作っていくかなんですね。

 

今回のコンビニのゴミ箱もそうです。

捨てやすいとはプラスのイメージが付くので、

お客さんはより集まって来やすいわけです。

 

今の時代、大手の看板を掲げてても、

個人には何の魅力も感じないのです。

なぜならどこでも一緒だからです。

 

コンビニなんて棚の配列や商品なんて、

たとえメーカーが変わっても一緒です。

 

ということは別のところから、

独自性を見つけていく必要があるのです。

 

確かにゴミの処理は大変かもしれません。

それだけに店員の負担にもなるでしょう。

ゴミを捨てるだけの人間には嫌にもなります。

 

だけどお店が繁盛すれば、

お店の店員はずっと収入が得られるのです。

 

一番困るのはいきなり閉店を告げられて、

翌日から路頭に迷ってしまうことです。

 

そうなるとこれからどうやって生活していくか、

生活基盤を失うのでそっちの方が死活問題です。

 

ビジネスを越えた物事を本質こそ真実

 

ここまでの話だと、

いかに独自性を見つけるか?

が大事に思えるかもしれません。

 

確かに大事なことだと思います。

けどもっと根幹的な部分を見ていくと、

 

いかに相手の立場で考えているか?

 

ということに尽きるのです。

コンビニのゴミ箱の撤去にしたって、

その目的意識は自分が困らないための行いで、

お客さんの立場よりも自分が優先になってます。

 

自分のことはさておいて、

お客さんに居心地良く過ごしてもらおうとか、

たとえ僅かな間でも楽しんでもらおうとか、

 

お客さんを喜ばす視点が何よりも大切なのです。

 

ネット上で書かれている記事でも、

誰が分からない外注で書かせた記事よりも、

その人の経験を活かした生きた記事を読みたい!

というのが知りたいところだと思います。

 

ネットって個人が書いた記事が読めるから、

面白いし参考になったりするんですね。

たとえねじ曲がってても本人の経験なので、

加工された文章より信憑性が高いのです。

 

これってビジネスに限らず、

人間関係においても同じで、

幸せな人生を送る秘訣でもあると思います。

 

つまり、自分本位な考え方を捨てて、

相手の立場に立って考えてみるということですね。

 

長くなりましたが、

参考になって頂ければ幸いです。

 

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